「大好きなスキンケアやメイキャップコスメに関するブログ記事を自由に書いてみたい。」
アフィリエイト、webライティング、webマーケティング、SNSなど、様々なソーシャルメディアを通して情報交換が可能な世の中です。
その背景で美容系専門ジャンルに特化したライターが今、大きな課題に直面しています。
美容部員の職歴がある私は美容愛好家としてライター活動を始めました。
休日には、お目当てのブランドコスメカウンターでお気に入りのコスメを好きなだけ購し、お家に迎え入れて自分だけのスキンケ、メイキャップタイムを楽しんでいました。
そんな、コスメを愛して止まない美容オタクが使用するアイテムは、デパコスからプチプラまで多種多様にあります。ですから、ブログのコスメレビュー記事を作成する材料は豊富にあり、充実した環境でした。
しかし、近年は日々のブログ更新に躊躇するようになってしまいました。
それは…「表現方法の戸惑い」
何やら美容や健康を扱う内容には、様々な法律が絡んでくることがわかったのです。「自分のブログだからいいや~。」などと言ってやり過ごすなんて、この先ずっと出来きなくなります。
なぜなら、それらを扱う全ての記事や広告などの文面には注意が必要で、法の遵守を怠るような表現要素があってはならないと理解していたからです。
特にスキンケアを扱うジャンルに関しては、法律の範囲内で効果や実感をどのように伝えれば良いのだろうか?何が正解なのだろうか?そんな苦悩の連続の中で活動していました。
美容関係のライティングに懸念を抱き、慎重に記事を就筆する作業に神経をすり減らし、「もう、美容系ライティングは私には無理かも知れない…」と思うようにもなりました。
気がつけば化粧品に関する記事やブログから自分を遠ざけるようになっていました。
そんな矢先、こんな出来事があったのです。
美容とは全く別の案件で記事のリサーチをするために地元の公営図書館を利用した時のこと…
返却コーナーで偶然目にした一冊本。
それは薬機法関連の書籍でした。
薬事法ではなく、なぜ薬機法?
2014年の改正で現在では『薬機法』の名称。なるほど…
遠い昔のお話しですが私は医療系の大学だったので全く無知ではありませんでした。
しかし現役の医療従事者でも法律家でもない私が、隅から隅まで薬機法を網羅しているわけではありません。
ここでやっと暗いトンネルを抜け出して明るい視界が広がる感じを覚えました。
化粧品に関わる法律を知らず学ぼうとせず、コスメブログを運用したりライターのお仕事を受けたりするのは無茶苦茶であると言えるでしょう。
薬機法だけではありません。他にも景品表示法、特定商取引法などの法律も関与します。後ほどブログを通して触れてみたいと思います。
一個人が投稿するブログやSNSに薬機法という、いかにも専門分野的なイメージを想像させるような法律がここまで関わってくるとは思ってもみませんでした。
これからの時代、美容系ジャンルを扱う広告ライティングは、かなりリスクが高いと言えるでしょう。簡単な気持ちで仕事を受けて薬機法に違反すれば、厳しい罰を受けなければなりません。知らなかったでは済まされない問題にも繋がり兼ねません。
あまりにもリスキーな分野なので、美容系ライティングの仕事を受けるか、受けないか、2択の判断をするようになり、「これからは、美容系ジャンルを受けない方向で仕事をする結論に至りました。」そんなライターさんも増えるのではないかと予想できます。
しかし、逆の発想をすればチャンスに変えられるはずです。薬機法に詳しいライターの需要は高まるのではないかと期待感も膨らみました。
これから美容ライターを目指したいあなた!
現役の美容ライターさんでライティング活動に悩みを抱えているあなたも!
私と一緒に薬機法や化粧品関連の法律を学んでみませんか?
車のセールスマンは車が好きで販売している。お客様はそう信じているはずです。
今まで、目の前に立ちはだかる壁のような存在だった『薬機法』を味方につけて、「化粧品が大好きで美容ライターをしています。」そう、普通に言える自分自身になるためです。
ひろみんルームでは『薬機法』をはじめ、化粧品に関連する法律の記事を少しずつ投稿していきたいと思います。
勉強ノートみたいな内容と文面になってしまいそうですが…難しい薬機法をできるだけわかりやすい言葉で、補足や雑談も交えながら楽しくお勉強しましょう。
皆様のお役に立てるような情報を伝えられたら嬉しいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
2022/3余暇にて ひろみん